その容器には「十勝豚丼のたれ」と書かれ、北海道に住んでいた友人によると地元では馴染みのタレだという。彼はこうも言っていた「どんな豚でもいい。セールで安くなっている豚肉にかけるだけで、全く手間のかからない美味しい豚丼ができるから忙しい人にオススメしたい」と…
本当なのか、僕は試してみることにした。
本当に美味いのか?
早いのか?
早速、家に帰り
100g98円と安くなっていた豚肉を広げ
フライパンでタレと一緒に炒めてみた
調理はそれだけ、1分〜2分くらい炒めただろうか。
味付けはタレだけ。
僕には聞こえた気がする。
タレ「余計な味付けなんてするんじゃないぜ、オレだけで充分なんだよ!さぁ、肉に火が通ったら食ってみろ!」
僕「OK、上等だ!」
食欲をそそるいい香りがキッチンを満たし、抑えられない食欲が火の通り具合をみるより先に手を動かした。
お皿には、ご飯、ちょっと野菜、豚肉。そしてタレ。
忙しいという事で、洗い物も最小限にワンプレートで盛り付けた。
美味そうだ。
そして、早い。早すぎる。
早速、完成した「豚丼」を食べてみた。
醤油ベースで甘みがあり、さっぱりとしていた。豚肉とよくあい、ご飯も進む。
確かに、忙しい日に持ってこいの一品。家族に振舞っても満足してもらえるはず!
しかし、
個人的な思い出なんですが、昔食べた「美味しい豚丼」が濃い味つけで
ねっとりとしたタレがご飯に絡んで美味かったという記憶があり、それと比べるとさっぱりし過ぎている気がした…
と、思い
何気なく、手元にあったタレを「後がけ」してみたところ。
昔食べた「濃い味つけの美味しい豚丼」が目の前に現れてしまいました!
ねっとりとご飯に絡む甘いタレが箸を進めさせた。
おいしい
おいしい。
もはや、お米とタレだけでもいいのかもしれない。
このタレは、
北海道で愛され、寒い地域で生きる人たちに活力を与える大事なタレなんだろう。
ありがとう。
ソラチの十勝豚丼のたれ。
福山にいながら北海道を感じさせてくれ、こんな美味い時短料理を教えてくれてありがとう!
また、会いに行くよ。